2011年1月4日火曜日

セネガルの一大イベント、リュットの試合をガルディアンと見る。

マルシェで野菜を買って、お釣りもらって、野菜を置いて帰る。

正月ぼけ、kojiです。

セネガルで一番人気のスポーツといえば、
サッカーかセネガル相撲。

ちなみに、空手も意外と知られてます。
「カンフォー知ってるか」とかたまに聞かれます。

で、「押忍!」って答えるとめっちゃ喜ぶ。


今日はセネガル相撲(リュット)の試合があり、アミドゥ(ガルディアン)と一緒に見ました。

セネガル相撲は日本の相撲みたいに、パンツ一丁で二人が組み合って相手を倒せば勝ち(厳密には違うけど)です。

初めてリアルタイムで見ましたが、なかなかおもしろかった。

メインの試合(大一番)は最後にあるので、それまでに4組ほどが前座で試合をする。
その間、二人(BombardierとYekini)はひたすらペットボトルの水を頭からかけて精神統一してる。


しかもその水は白かったり、緑だったりオレンジだったり。んで、ウォーミングアップなのか後ろ向きにステップを踏んで歩いたりしてる。

ちなみに、
Bombardier:135kg、198cm
Yekini:142kg、195cm

同じ人間とは思えない。銅像のよう。
琴欧洲と白鵬といったところか。


試合が近づいてくると、木の棒で作られた輪の中をくぐったり、マラブー(セネガルイスラム教の宗教指導者)からありがたい言葉をいただいたりしてる。

体にはグリグリ(御守り)たくさん付けてるし、あーセネガル、って思う。

で、その試合が始まるころには外を歩いてる人は誰もいない。
みんなテレビにくぎ付けなんやろな。

勝負は一瞬。でも相撲みたいに、立会いがあるわけではなく、いつの間にか始まって、手を回しながら相手との距離を徐々に詰めていく。

勝敗はというと、現チャンピオンYekiniの勝ち。

Bombardierが左フックをいれる瞬間に足を引っ掛けて倒した。

アミドゥいわく、Yekiniはすごく頭がいい。
確かに相手を良く見てるし、落ち着いてる。
20戦19勝1分けというのも、うなずける。

倒した瞬間のセネガル人の騒ぎっぷりは本当にすごい。

いたるところから雄叫びは聞こえるわ、爆竹は鳴るわ。

普段はおとなしいアミドゥでさえ、門扉によじ登って叫んでたぐらい。

「ケラ ヴェリテ!!ケラ リアリテ!!(感嘆形)」って連呼。(これが真実だ、これが現実だ)

この雄叫びが一番面白かった。


日本も江戸時代とかはみんなが相撲に夢中になっていたのだろうか。


今日のオヤスミ
♪モノローグ
TRIPLANE

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