一カ月以上更新せず、すいません。
意外とみてる人がいるらしいですね、ありがとう!
生きてます。
タイトルにあるように、旅行に行ってました。
フランスに20日間ほど。
2週間はモンペリエという南仏の街で語学研修、残りはパリでぶらぶらと美術館と日本食屋巡り。
書きたいことは山ほどあったんですが、もうほとんど覚えてないです。
あまり写真も撮ってないし。
今回の旅で分かったこと。
1、フランス人は友だち、恋人、家族との時間を最重要視する。
語学研修中ホームステイしてたんですが、受け入れ先の家族というのが、お金と時間をもてあました老夫婦。
なんとプール付き。カラッとした風がふくなかでジュースのみながらリゾートしてました。
とにかく、よくお客さんが来る家で、ご近所さんや、娘家族に始まりいろんな人(あいまいな表現ですが)が来てました。
3日に1回はホームパーティーをしてたし。
とにかくお話好き。手料理の褒め合いに始まり、人の悪口まで、マシンガントーク。
ちゃんと僕にもわかるようにときたまゆっくり話してくれるあたりはセネガル人とは違いますが。
話し相手がいなくてこの世の終わりみたいな人にも会いました。
家から歩いて植物園に向かっていたとき、おじいちゃんに逆ヒッチハイクにあって、最初は警戒しましたが、いい人そうなので、その車に乗って話をしていると、
「奥さんは亡くなって今は1人暮らしなんだ。家に帰っても誰も俺を待ってないんだ」と。
やさしいフランス人もいるんだなーと思うと同時に、こんな老後は送りたくないなーとも思いました。
1人は孤独でもあり自由でもあるという意味で僕は大好きなんですが、年とると孤独だけが待ってるのかなーと。複雑ですね。
2、フランス人は仕事にやりがいよりも稼ぎの良さを求める。
お客さんの多い家だったのでいろんなことを話す機会には恵まれました。
いつだったか仕事の話をしたとき、
「日本人は仕事にやりがいを求めるだろ?」と。
「フランス人にとっては仕事はあくまでお金を稼ぐ手段だ」と断言してました。
確かに日本社会でフリーターや非正規雇用の人が少なからずいる理由の1つは、日本人は仕事を仕事と割り切れないからだと思う。
その一方、フランスで経験したことで典型的だなーと思ったことが。
SNCF(JRみたいなとこ)の窓口で切符を買うのに順番待ちしてるとき、帰社の時間になり、お客がたくさん待ってるにも関わらず、従業員が平気で帰る。
結局、その日の遅番の人の窓口に長蛇の列。
サービス残業なんて絶対しない。
ストが多いこともフランス人が仕事に対して妥協を一切しないことを物語ってると思う。
日本ってほんといい国ですよ。
3、フランス人は感受性がめちゃくちゃ高い。
そもそも、よりよいものを追及する好奇心が高いから、いいものを知ってる。
まずは食。
ホームステイ先では毎晩上手いものしか食べてませんでした。
前菜に始まりメイン、チーズ、デザート、カフェに終わる。
おいしいビールやワイン(特にロゼ)をしこたま飲みました。
セネガルでワインはもう飲めないね。
七面鳥、鯛のパテ、タコのカルパッチョ、イワシの酢漬け、挙げだしたらきりないです。
チーズもロックフォー、ヤギのチーズ、ブルーチーズなどなど。
食材もすごいけど、調理の仕方もオシャレ。ってか知ってる。
普通にトマトのサラダなんだけど、ドレッシングにミントが一つまみ入ってたり、
ステーキを焼くときに、匂い消しのハーブと香り付けのハーブを入れたり、
ガンバス(でかいエビ、セネガルじゃ超高級)でだしをとってソースを作ったり、
毎日がスペシャル♪
そして美。
ピカソって昔はちゃんとした写実的な絵を描いてたって知ってました?
僕は今回美術館巡りをして知りました。
あくなき美への好奇心なんですかね。
子どもたちが遠足で美術館に行き、絵画の前で学芸員(先生かも?)が説明してるとこにも遭遇しました。
子ども(小学生)は真剣に話を聞いてるし、純粋にすごいなーと思いました。
PISAの学力試験でフランスは全然いい成績を残せていないと学校の先生はブーブー言ってましたが、小さい時から本物の絵に接することができる子どもたちは本当に幸せだと思いました。
脱線しますが、僕は写実的な絵が好きなんですが、印象派の絵もいいなーと今回思いました。
3年前、フランスに大学の先生と行った時、モネの「睡蓮」を見てると音楽が聞こえてくると本気で言ってました。
またまたー。と当時は思ってましたが、あながち嘘でもないなと。
モネの絵を多く貯蔵してる美術館に行ったのですが、近くでモネの絵を見てると、筆のはしらせかた、息遣いが感じられてなんともいえない感動を受ける。
遠くから眺めてもまたいい。
俺の目も肥えたか笑
疲れました。
音楽についても書きたいし、フランス人についても書きたいことがあるので、また次回。
今日のオヤスミ
♪In Walked Bud
Toots Thielemens
意外とみてる人がいるらしいですね、ありがとう!
生きてます。
タイトルにあるように、旅行に行ってました。
フランスに20日間ほど。
2週間はモンペリエという南仏の街で語学研修、残りはパリでぶらぶらと美術館と日本食屋巡り。
書きたいことは山ほどあったんですが、もうほとんど覚えてないです。
あまり写真も撮ってないし。
今回の旅で分かったこと。
1、フランス人は友だち、恋人、家族との時間を最重要視する。
語学研修中ホームステイしてたんですが、受け入れ先の家族というのが、お金と時間をもてあました老夫婦。
なんとプール付き。カラッとした風がふくなかでジュースのみながらリゾートしてました。
とにかく、よくお客さんが来る家で、ご近所さんや、娘家族に始まりいろんな人(あいまいな表現ですが)が来てました。
3日に1回はホームパーティーをしてたし。
とにかくお話好き。手料理の褒め合いに始まり、人の悪口まで、マシンガントーク。
ちゃんと僕にもわかるようにときたまゆっくり話してくれるあたりはセネガル人とは違いますが。
話し相手がいなくてこの世の終わりみたいな人にも会いました。
家から歩いて植物園に向かっていたとき、おじいちゃんに逆ヒッチハイクにあって、最初は警戒しましたが、いい人そうなので、その車に乗って話をしていると、
「奥さんは亡くなって今は1人暮らしなんだ。家に帰っても誰も俺を待ってないんだ」と。
やさしいフランス人もいるんだなーと思うと同時に、こんな老後は送りたくないなーとも思いました。
1人は孤独でもあり自由でもあるという意味で僕は大好きなんですが、年とると孤独だけが待ってるのかなーと。複雑ですね。
2、フランス人は仕事にやりがいよりも稼ぎの良さを求める。
お客さんの多い家だったのでいろんなことを話す機会には恵まれました。
いつだったか仕事の話をしたとき、
「日本人は仕事にやりがいを求めるだろ?」と。
「フランス人にとっては仕事はあくまでお金を稼ぐ手段だ」と断言してました。
確かに日本社会でフリーターや非正規雇用の人が少なからずいる理由の1つは、日本人は仕事を仕事と割り切れないからだと思う。
その一方、フランスで経験したことで典型的だなーと思ったことが。
SNCF(JRみたいなとこ)の窓口で切符を買うのに順番待ちしてるとき、帰社の時間になり、お客がたくさん待ってるにも関わらず、従業員が平気で帰る。
結局、その日の遅番の人の窓口に長蛇の列。
サービス残業なんて絶対しない。
ストが多いこともフランス人が仕事に対して妥協を一切しないことを物語ってると思う。
日本ってほんといい国ですよ。
3、フランス人は感受性がめちゃくちゃ高い。
そもそも、よりよいものを追及する好奇心が高いから、いいものを知ってる。
まずは食。
ホームステイ先では毎晩上手いものしか食べてませんでした。
前菜に始まりメイン、チーズ、デザート、カフェに終わる。
おいしいビールやワイン(特にロゼ)をしこたま飲みました。
セネガルでワインはもう飲めないね。
七面鳥、鯛のパテ、タコのカルパッチョ、イワシの酢漬け、挙げだしたらきりないです。
チーズもロックフォー、ヤギのチーズ、ブルーチーズなどなど。
食材もすごいけど、調理の仕方もオシャレ。ってか知ってる。
普通にトマトのサラダなんだけど、ドレッシングにミントが一つまみ入ってたり、
ステーキを焼くときに、匂い消しのハーブと香り付けのハーブを入れたり、
ガンバス(でかいエビ、セネガルじゃ超高級)でだしをとってソースを作ったり、
毎日がスペシャル♪
そして美。
ピカソって昔はちゃんとした写実的な絵を描いてたって知ってました?
僕は今回美術館巡りをして知りました。
あくなき美への好奇心なんですかね。
子どもたちが遠足で美術館に行き、絵画の前で学芸員(先生かも?)が説明してるとこにも遭遇しました。
子ども(小学生)は真剣に話を聞いてるし、純粋にすごいなーと思いました。
PISAの学力試験でフランスは全然いい成績を残せていないと学校の先生はブーブー言ってましたが、小さい時から本物の絵に接することができる子どもたちは本当に幸せだと思いました。
脱線しますが、僕は写実的な絵が好きなんですが、印象派の絵もいいなーと今回思いました。
3年前、フランスに大学の先生と行った時、モネの「睡蓮」を見てると音楽が聞こえてくると本気で言ってました。
またまたー。と当時は思ってましたが、あながち嘘でもないなと。
モネの絵を多く貯蔵してる美術館に行ったのですが、近くでモネの絵を見てると、筆のはしらせかた、息遣いが感じられてなんともいえない感動を受ける。
遠くから眺めてもまたいい。
俺の目も肥えたか笑
疲れました。
音楽についても書きたいし、フランス人についても書きたいことがあるので、また次回。
今日のオヤスミ
♪In Walked Bud
Toots Thielemens
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