2010年12月30日木曜日

ひょんなことから、問題山積みの保育所に行くことになりそう。~聖なる夜に初体験~

最近の得意料理はエビピラフ、

kojiです。


10月ごろに、日本の小学生とこっちの子どもたちとの間で、環境交流、異文化交流を図るために、お互いの国を紹介するもの(絵、ビデオレター、写真などなど)を送りました。

で、日本から最近荷物が届いたので、その箱を開ける会を催そうと、いろいろな地区の子どもたちによびかけてます。

今日は、オカスという地区の子ども会のリーダー(?)に会ってきました。
この活動のカウンターパートとなってくれているムスタファ氏と。

ムスタファ曰く、
「いつもの感じで、自分たちの活動を説明して帰るだけだから。」
と。


いざ行ってみるとそこは、ガルデリー(保育所みたいなとこ)
でした。


「先生がいなくて困っている、特に情操教育(音楽、図工、体育)の先生がいないんだ。」
とそこの園長先生。

「ババカル(僕のセネガル名)は情操科目を教えているから、彼がなんとかしてくれるよ。」
とムスタファ。

はぁwwwwww


どういうこと?!

僕にここで働けと?


また言い回しが回りくどい。まあ、いいけど。


でもすでに幼稚園を3園回ってるし、先生のいないところでマンパワーとして働く気はない。

完全にしてやられた感じでした。


次はいつ来るのかとしつこく聞かれ、電話番号も教えてしまいました。

ノーと言えない日本人。もっと自分の意見を主張すべきでした。



でもなー。。。

そこの保育所は本当に何にもない。

絵本も、紙も、鉛筆も、、、

走り回って遊べるスペースもないし、先生も一人だけ。

今は年末休みで子どもはいないけど、おそらく缶詰状態。

きっとずっと放置されてるんだろうなー。

そんな光景が容易に想像できるし、やっぱりかわいそう。



やる気のある先生がいて、教材もそろっているところで活動するのもいいけど、こういうところで、マンパワーで働くのも悪くないのかも。

どうしようかな。


さっきまで言ってたことと違うけど。





先日のクリスマス、お酒の席で初めて記憶をなくし、同任地のMさんに多大なる迷惑をかけてしまった。
本当にごめんなさい、そしてありがとう!

いい経験をさせてもらいました。
VODKAはキッチンの奥底に封印しました。



今日のオヤスミ
♪ハロー・ハロー
Superfly

2010年12月16日木曜日

体はうそつかない

吐き気と変な汗を額に感じ、昼寝から起きました、kojiです。

お腹もキュルキュル言ってる、、

セネガルだけという(?)、噂のイベント、タマハリについてレポします。

タマハリはタバスキの一か月後にチェレ(クスクス)を食べて、夜な夜な踊り明かすという、ただでさえコーランやら、若者たちのにぎわう声で夜中ウルサイのに、さらに拍車をかけてくれる、僕にとっては迷惑極まりないイベント。

昨夜のこと、いつものようにジャンベから帰ってきて、アミドゥ(我が家の警備員)と家の前で雑談してると、

チェレを近所の人が持ってくるから、一緒に食べよう!

と、

普段あまりチェレを食べる機会がないし、快諾する。

これが運の尽き。

数時間後、我が家の廊下にて、チェレを食べる。

久しぶりでおいしい、なかなかイケる。

2人で一つの皿に盛られた大量(ゆうに4人分はある)のチェレをたいらげる。


そうこうしているうちに、違うご近所さんがチェレを持ってきてくれました。

で、また食べることに。これまたボリューミー。


言うまでもなく、スプーンを口に運ぶのが恐ろしくつらい。


結局、2皿目は半分以上残り、うちの冷蔵庫に保管してある。


今日は朝から、日本茶だけを胃に流しこんでます。


今日のオヤスミ
♪La Bamba
Dragon Ash

2010年12月14日火曜日

delf

DELF(フランス語の試験)を受けた。

これがもうボロボロ。

意外といけるんじゃねーの?!

と思って受けてみたものの、悲惨な目に会いました。

まず、のっけのリスニングが全くわからない。

なにかの間違いでは、というぐらい聞き取れない。

そう、フランス人のフランス語に慣れていないから。

そのあとの筆記も、読解に時間を割きすぎて、作文の時間が、、、

全然なーい。

実力もなければ、そういうテクニックもない。


あげくの面接、これは稼ぎどころと思ったものの、


劇(場面を演じる)がもうぐだぐだ。

会社の上司に、自分にもっと責任のあるポジションを与えてほしいみたいなことをいえと。

、、

、、

日本語でもいえません。




まあいい勉強になった。

その後のビールはおいしかったし。

幼稚園いって子どもにいやされよ。


今日のオヤスミ
♪The Narrow Way
Dragon Ash

2010年11月21日日曜日

アムロー!?

久々にかちーん、ときた。

乗り合いタクシーに乗ってマルシェに行く途中、いつものように車内で運転手に乗車賃(150フラン)を渡すわけです。

200フラン渡すと、

「50もってないのか?」

「ない」

「ないの!?(逆切れ)」

持ってないお前が悪いのだろうと腹立つものの、よくあることなので、冷静さを保つ俺。

大概は運転手がお客を乗せてる間に小銭をつくって、おつりをくれるのに、コイツは違った。

終点(マルシェ)で客を降ろすと、俺に両替してこいと言ってくる。

もう一人おつり(50フラン)をもらってない人がいて、その人とこの100フランを両替して小銭を作れと。



俺が100フランをもらったわけだが、

なんで俺が???

と思いながらも仕方なしに、マルシェのおばちゃんに両替できないか聞く。

ないと。

その言い方にも腹が立つ。

さらに、なにもせずに、もじもじしながら、おれが両替するのを待っているその人にも腹が立つ。


で、、


「お前が行って来い!」

と言うと、仕方なしに行き両替してきた。


休日の朝のマルシェは人が少なく(それでも活気は十分にある)好きなのだが、今日は最悪な一日の始まりだった。


寝よ。

今日のオヤスミ
♪睡蓮花
湘南ノ風

2010年11月20日土曜日

カナリア

時が過ぎるのがとても早い。

なぜか?悩むまでもない、明快だ。

「慣れ」だ。刺激が極端になくなってきた。

そりゃ1年も経つしな。

セネガルに来たとき、自分の当たり前がそうでなくなり、毎日が刺激的だった。

こちらが意識しなくても、目に飛び込んでくるもの全てが新鮮だった。

今はどうか?

セネガルの常識や、社会の大きな流れに身を任せているだけ。

それらは、アイデンティティーを保守するためには必要。

だけど、

柔軟さを失い、自分が作りあげた曇ったレンズを通して物事を見て、本質を見ずに決めつけている気がする。

物事に感動する閾値がセネガルに来たときよりも高くなってる気がする。


カナリアにみたいになりたい。


今日のオヤスミ
♪Dream Fighter
Perfume

2010年11月6日土曜日

マミー

ついさっきのこと。


非通知で電話がかかってきて、きっとセネガル人やろうなーと思って出たら、案の定そう。

電話の相手はというと、セネガルに来て初めて連絡先を聞かれた女の子(最初で最後やな)

の母ちゃん笑


ちなみに、その子とはカオラックではなく、ルーガで知り合った。だからもちろん1度しか会ったことない。

たまに連絡をくれるのだが、毎回中身のない話。「いつルーガに来てくれるの?、来た時は連絡してね。」と。


revenons à nos moutons.

電話の内容はというと、「タバスキ(犠牲祭)用の羊を買うお金がない」と母ちゃんは悲しそうに語る。

タバスキはカオラックで過ごすし、悪いけど、、、

というとあっさり引き下がった。


ああ、なんかショック。
分かっちゃいるけどショック。


今日のオヤスミ
♪Drop
Cornelius

2010年10月29日金曜日

ミミガーと紹興酒

ダカールに昨日まであがってました。
セネガル協力隊30周年の記念式典があったので。

僕は、セネガルダンスのジャンベメンバーとして参加。

ダンスメンバーは隊員6人、ジャンベメンバーは僕とセネ人3人。

ダンス中のジャンベのリズムは決まっているが、ダンスとダンスの間の間奏などは完全に彼らの気分。
打ち合わせをしてもほとんど意味がない。
自分が普段習っているジャンベの先生ならまだしも、普段は一緒に叩くことがない人たち。

だから、ぶっつけ本番よりもたちが悪い。
本番に彼らに合わせてその場でリズムを考えて叩かないといけない。
そんなキャパ、僕には当然あるはずもなく、、、


ジャンベメンバーの一番の見せ場は間奏のときだが、そのときが一番不安要素が多く、自信をもって叩けなかったな。


なんとかやりきったが、お世辞にもよく頑張ったとはいえない。
もっとうまくならないとな。

モチベは上がった。


打ち上げは最高に楽しかった。
中華料理店は中国語に堪能な人と行くにかぎる。

今日のオヤスミ
♪ただひとつだけ伝えたいこと
かりゆし58

2010年10月21日木曜日

映画祭~残念編~

映画を見ることが全くできないのがセネガル人。
そもそも映画を見るマナーというものを知らない。
携帯をいじくるは、入退出するは、やりたい放題。
集中して見ることができない。

結局最後まで見ていたのは、一番人が多い時の半分以下。
「一番人が多い時」というのは、始まった当初も人が少なかったため。
時間通りに始めるということもままならない。
それがセネガル。

来てくれたお客さんの何割の人があの映画を理解できたのだろう?
フランス語の字幕だったので、フランス語が読めない人には難しかっただろうな。

だけど、
話の内容が分からなければ、途中で帰るのか?
何か他に用事があったから帰ったのだろうか?


最後まで見てくれて、映画の感想を熱く語ってくれる人もいるんだけどな。


今日のオヤスミ
♪Harpe
Overground Acoustic Underground

2010年10月19日火曜日

映画祭~感動編~

今日は僕の任地カオラックで、大使館主催の映画祭があった。
会場は、いつもジャンベを習っている文化センター。
映画を見るのは1年ぶり。
と思いきや、モロッコで見たので、3か月ぶりだ。
上映作品は2007年の作品で、「夕凪の街、桜の国」。
原爆の傷痕を背負った戦後と現代に生きる2人の女性の物語。
被爆によって受けた病気は、世代を越え、現代まで依然として残っているということを家族愛を中心に描かれていたと思う。
想像していたほどシリアスではなく、頭をそれほど使わなくても見れる作品だった。

なんと驚いたことに、プロジェクターを使ってDVDの映像を流すのではなく、映写機を使ってフィルムの映像を壁いっぱいに流していた。
さすが大使館。ちゃんとしたルートを通していることの証でしょう。

間近で聞こえる映写機のカラカラと回る音と麻生久美子の涙、こんな感動は二度と味わえない気がする。


今日のオヤスミ
♪五日はまた雪
LOW IQ 01

2010年10月15日金曜日

ミラーの法則

昨日久しぶりに中学校からの仲の友達とスカイプした。

そいつはもう社会出てて、俺より全然大人。
もともとしっかりしてるんやけど、本当に芯のある奴。

そんな彼女に言われました。
「出会いは鏡」だと。
「類は友を呼ぶ」と言うけど、それに近い言葉だと思う。

自分が成長しないと素晴らしい人間とは巡り合えない、と。

確かにそんな気もする。偶然の出会いには限界がある。
やっぱり人脈なのかな。

すべては自分に返ってくる。

自分が変われば、周りが変わる。


今日のオヤスミ
♪BREAKTHROUGH
GRAPEVINE

2010年10月13日水曜日

回り諄い

セネガル人ともめるのはだいたいお金のこと。

今日もひと悶着あった。ジャンベの先生(パップ)と。

今まで習ってきた日本人はパップのチームの一員という理由から、全く授業料を払ってなかった。

でも、ちょうど一年ぐらい前(俺がカオラックにくる前)にそのチームが分裂して、パップが1人になった。
それに加えて、彼の家庭の事情から、お金を払うことに。
今まで払ってなかった日本人は今後も払わなくていいけど、俺はこれから習うから払うことになった。

まあそれはいい。事情も事情だし、今まで払ってきてないことのほうがおかしいと思うから。

許せないのは最近になって、そのお金を釣り上げようとすること。
しかも、遠まわしに言ってくる。

お金の話を切り出しながら、こちらの同情を買おうとしているとしか思えないような話を持ち出し、相手の様子を伺いながら、こちらがもう一度お金の話を切り出すのを待つ。
これが彼の常套手段。


話が的を得ないし、「結局どうしてほしいの?」と聞いても曖昧にしか答えない。
話の流れから、わかりきっていることにも関わらず。

はっきり言ってくれれば、気持ちよくお金を少し多めにあげてもいいのに、ねちっこく言ってくるから、こっちも渋ってしまう。
あー回り諄い。


お金のことでとやかく言うなら、それに見合ったいいサービスをしようという気持ちをもってほしい。

マルシェで必至に客引きするぐらいなら、いやでも客の目に止まるようないい商品を仕入れて欲しい。
タクシーの交渉なら自分のタクシーは少々高いがこういう利点があると言える何かをもって欲しい。


少し話がそれたな、いけないいけないパップになるところだ。

revenons à nos moutons.


今日のオヤスミ
♪ループ&ループ
アジアン・カンフー・ジェネレーション

2010年10月11日月曜日

再始動!

アフリカ心象スケッチ復活しました!

あと残り1年(もう折り返し。早いなー)、気持ちも新たに心機一転、日々の出来事を綴っていきたいと思います。


今日のオヤスミ(nkj、ぱくったからw)

♪You've Got A Friend 
Donny Hathaway